強羅駅から徒歩すぐの「強羅館」は、知る人ぞ知るおこもり宿。都会の喧騒を逃れて、温泉や食事でのんびりと癒されたい方にぴったりの宿です。
本記事では、プライベート感たっぷりな「強羅館」へ実際に足を運んで、宿の魅力をレポート。強羅の中でもリーズナブルでリピーターの方にも好評な宿の魅力に迫ります。
最初に、「強羅館」へのアクセスをご紹介します。
まずは、箱根登山鉄道「強羅駅」の地下道出口を出ます。出口を彩るおしゃれなウッド調の装飾は、強羅地域のみなさんで協力しあって完成したそう!
反対側のメインの出口には、こちらも強羅地域のみなさんが一から作った竹まりも飾ってあります。
夜になると美しくライトアップもされるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
先ほどの地下道出口を出て左に曲がると、すぐ右手前方に「強羅館」の看板が見えてきます。
駅から徒歩約2分で宿まで到着するので、荷物が多くても安心です。
もちろん駐車場も完備しているので、車で訪れることも可能ですよ。
駅を出てあっという間に宿へ到着!温かみのある暖簾をくぐって、早速中に入ってみましょう。
宿に入ると優しい女将さんが出迎えてくれました。
エントランスで靴を脱いで上がると、右手には開放的でモダンなロビーが広がっています。大きな窓からは、強羅の自然豊かな景色を堪能できました。
強羅の観光名所のパンフレットもたくさん置いてあるので、どこに行こうか迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。
上の階へ向かうと、それぞれのお部屋があります。客室は全部で8室。まず目についたのは、お部屋の中に入ってすぐの足元にある石畳。
色合いや大小さまざまな石が敷き詰められていてとても可愛らしい!それぞれの客室でデザインが異なるのが魅力のひとつです。
中へ入ると、落ち着いた伝統的な和の空間が広がっていました。地元産の本畳が敷き詰められたお部屋は、い草のほのかな香りが心地よく、障子や襖などの和な佇まいに癒されます。
置き物や掛け軸もお部屋によって異なるので、それぞれのお部屋の魅力が詰まった空間になっていました。
そして、お部屋によっては強羅の絶景が一望できるのもポイント!
向山(通称「大文字山」)で行われる大文字焼の大の文字もお部屋から望むことができます。
夏は緑豊かな自然、秋はオレンジ色の紅葉と四季折々の景色を楽しめるのが嬉しい!
お茶を飲みながら窓際の椅子に座りつつ、のんびりと至福のひとときを堪能するのが、おすすめの過ごし方のひとつです。
心地よい風も吹き抜けるので、お部屋で快適に過ごすこともできますよ。
次に、気になる温泉の魅力に迫ります。「強羅館」では、女湯と男湯の他に、貸切露天風呂で温泉に浸かることができます。
宿泊客はもちろん、日帰り温泉客も受け入れているので、日帰りでも温泉を楽しむことができますよ。
貸切露天風呂は2つあり、露天風呂からは大文字山をはじめ、強羅の景色を独り占めすることができます。
広々とした開放的なお風呂に浸かりながら絶景を貸切、しかも宿泊客は無料で貸切露天風呂を使用できるなんて、とても贅沢!
タトゥーがある方でも、貸切露天風呂ならば入浴可能なので、安心してのびのびと入浴できるのは嬉しいですよね。
女湯では、肩まで浸かれる湯船と横になって半身浴ができる湯船の二つを楽しめます。
乳白色系のにごり湯は、大涌谷からひいた源泉かけ流し。加水や塩素消毒等も行っていないので、源泉の効能を感じやすい新鮮な温泉を堪能することができます。
清潔感バッチリな脱衣所には、貴重品入れも完備しているので安心してお風呂を満喫できますよ。
男湯は、岩の力強さを感じる佇まいが特徴的。「強羅館」の温泉は、全てにごり湯の源泉かけ流しなので、温泉通にはたまりませんね。
お部屋も8室のため、混雑せずに温泉を堪能できるのも嬉しいポイントです。
温泉でしっかりと体を温めたら、先ほどのロビーで休憩タイム。
緑豊かな景色を眺めながらのリラックスしたひととき。
とても幸せな気分に浸れること間違いなしです。
ロビーでは、オレンジジュースやコーラ、コーヒー、ビールなど、300円からオーダーすることができます。
今回はサイダーをチョイス!
口の中にシュワっと広がる爽快な甘み。喉越しも爽やかでグイッと飲み干し、気分をリフレッシュすることができました。
食事処は、奥側に靴を脱いで上がる畳の座敷席、手前にテーブル席があります。
明るい太陽に爽やかな木々が照らされ、美しい木漏れ日が差し込む空間で、穏やかに食事を楽しむことができます。
食事処とは別で宴会場もあるので、小さなお子様がいるファミリーにも安心です。
夕食は、牛の陶板焼きをはじめとした和食懐石料理を季節ごとのラインナップで味わえます。
出汁はしっかりと鰹節から取っているのがこだわりのひとつ。
また、日本の家庭料理を彷彿とさせるシンプルな和の朝食も魅力的です。
味の干物やだし巻き卵など、地元のお店から仕入れた食材をたっぷりと使用しています。
和の空間に魅力を感じている海外からの旅行客や、家族連れの方などにも、ぜひお越しいただきたいと話されていました。
エントランスで靴を脱いだ瞬間に感じた、まるで家に帰ってきたかのような安心感。
ずっとくつろいでいたくなるような空間が広がる「強羅館」で日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−241 |
アクセス | <電車>箱根登山鉄道「強羅駅」より徒歩3分
<車>山崎ICより約20分、小田原IC・御殿場ICより約30分 |
TEL | 0460-82-3208 |
FAX | |
公式HP | https://www.ten-yu.com |