早雲山の中腹に位置する箱根強羅温泉は、明治時代に開拓が始まるまで、大きな岩がゴロゴロしているから『ゴーラ』と名がつけられるほど、火山性堆積物の岩だらけの荒れ地でした。
明治21年(1888年)に最初の開発が始まり、明治45年(1912年)に温泉付きの別荘地として分譲されるようになると、高級分譲地として名のある文人や財界人が別荘地として栄え、多くの遺構が今も保存されています。
明治末ごろには早雲山や大涌谷から温泉が引き湯され、箱根十七湯に仲間入りした比較的新しい温泉地です。当時は早雲山や大涌谷などからの引湯による温泉でしたが、昭和27年(1952)初めて温泉掘削に成功し、以後、数多くの自家源泉の施設もでき現在に至っています。
箱根強羅温泉の正面に位置する明星が岳(通称大文字山)において、毎年8月16日には大正10年(1921年)から続く大文字焼が花火とともに夜空に浮かび上がり盂蘭盆会の供養とともに夏の風物詩となっています。毎年6月になると地元の青年と地域の有志が早朝より山の上で篠竹を刈りだし松明づくり等準備をし、当日を迎えます。
2014年5月箱根強羅温泉のキャラクター着ぐるみ『ごうらん』誕生。
大文字山が顔のごうらんは、箱根強羅温泉でゆったり・ほっこりするキャラクターです。
大正8年(1919年)に箱根登山電車が箱根湯本~強羅駅まで開通し、続いて大正10年(1921年)強羅駅から早雲山駅までケーブルカーが開通し、昭和35年(1960年)箱根ロープウェイが早雲山から芦ノ湖の桃源台まで開通しました。
1914年(大正3年)に開園した日本初のフランス式整型庭園。 開放的な園内では、さくら・バラ・紅葉など四季折々の植物が楽しめます。 吹きガラスや陶芸などができる体験工房や、テラス席でのカフェタイムもおすすめ。
国の名勝庭園 「神仙郷」に囲まれた美術館。四季折々に様々な彩を魅せる苔とモミジの庭。巨岩と渓流、 箱根の山並みとマッチした借景法を取入れた庭。縄文から現代までの日本陶磁器類などが並ぶ展示室。 そして自然を愛でながら抹茶と季節のお菓子が楽しめる茶室。どの季節でもお楽しみいただける箱根最古の美術館です。
ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集した、 モネ ルノワールをはじめとした印象派から20世紀にかけての西洋絵画コレクションから、 現代美術の第一線で活躍する作家たちをご紹介しています。
全長約1kmの「森の遊歩道」 では、四季折々の自然とともに屋外彫刻作品も楽しめます。 中学生以下入場無料。
※強羅駅から無料送迎バスを1日13便運行中。直行約8分で到着
水着で遊ぶアミューズメントスパエリアでは、ワイン風呂、本格コーヒー風呂など変わったお風呂があります。また本格温泉でゆったり寛ぐ、和風情緒あふれる温泉エリア森の湯は、箱根の雄大な自然とひとつに溶け込む大庭園風呂が自慢。都会の喧騒を離れた箱根で温泉情緒とくつろぎの時を満喫ください。館内には貸切個室や貸切風呂もございますので、お子様連れのお客様や三世代のお客様でもお楽しみいただけます。
岡田美術館では、古代から現代までの日本・東洋の絵画や陶磁器約450点を展示。ところどころに逸品コーナーやテーマ展示室などを設けています。いくつかの作品の前には、 液晶タッチパネルによる作品解説 (日・英・中・韓対応)を設置し、皆様により楽しんでいただけるような工夫をしています。 こどもプログラムも入っており、小学生以上のお子様にもお楽しみいただけます。 広い館内を思い思いにめぐり、日本とアジアの壮麗な美の歴史を実感していただけましたら幸いです。
ニコライ・バーグマンのフラワーデザインを大自然の中に取り入れた、 人と自然がつながる唯一無二の場所、それが「ニコライバーグマン 箱根 ガーデンズ」です。